うちの図書館にようやく「ヤングアダルト」コーナーを作ろうという話があがっています。
……個人的には「ヤングアダルト」という言葉があまり好きではないのですが。10代半ばから20代くらいまでをターゲットにした本を並べておく書棚コーナーのことです。
今までの蔵書以外にも新しく本を買おうという話になり、「どんな本がいいかな?」と選書担当の方に相談されました。
――職場では私がかなりのラノベ読みだということがバレています。orz
確かに、「この本はどう?」と聞かれる本のほとんどに評価をつけられるのですが……それは、相談される本が有名どころだからであってですね!
とりあえず、あまりにも「ラノベ」っぽいのはちょっと敬遠しております。
そろえ始めるとキリがないのがその理由。はやり廃りがはやすぎる分野ですし、10年ぐらいは図書館に残ると思うとどうしても……
なので、文庫で候補に上げたのは(趣味も含めて)
「十二国記」 「キノの旅」 「狼と香辛料」 「半分の月がのぼる空」 「星界シリーズ」
ぐらいです。
……本当は「スレイヤーズ」とか「フルメタ」とかもオススメだけど、もう少し地域の方が図書館にラノベがあるのに慣れてからにします。
茅田さん作品とかはすでに入っているので、あのあたりも書棚移動しよう!
などと真面目に仕事のことを考えていたのですが、「十二国記」のサンプル(第1巻のみ)を皆さんでまわし読みしているときにうっかり萌えてしまいました。
麒麟=ライ 王=ルルーシュ とか、どうですか!
王をすでに何人も看取り、そのたびに荒廃していく国を嘆いている麒麟ライ。
すでに絶望しているのに、それでも王の気配を見つけると喜んでしまう。そのことにさらに絶望するライ。
で、王の気配をたよりにルルーシュを見つけるわけですよ。
この人もだめなんだろうな、と思いながらも跪き、契約を交わし――顔を上げると、そこにあったのは高貴な紫。
誰よりも強い意志を持ってルルーシュが宣言する。「必ずこの国を変える」と。
……ちょっと書いてみたい。
ああ、でもダブルパロは読者を選ぶんですよね。需要がなさそう。orz
同人は書きたいから書くものですが、それでも発表する以上読んでもらいたいわけで……需要がなければ書く意義がないんですよね。(´・ω・`)
封印しておきます。orz