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このブログは、9割以上が妄想で構成されています。アニメ・ゲームへの偏愛が主な成分です。
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まずは私信です。
すみません、龍劉様。まだ書き上がりませんっ!orz
もう少しお待ちください。ってか、こんなの書いている間に書けって感じですよね。がんばりますっ!


というわけで、先日の「次回の更新は龍劉様への貢物」発言は嘘になってしまいました;
わざとじゃないんです。本当に!
今朝うっかり萌えるような夢をみてしまったのが悪いのです!(←結局自分が悪いということだよ;)

今回の小噺はいつもと少し違います。
というのも、上記で叫んでいるように、私が見た夢が元になっております。
ゴゴ5を見ている夢だったのですが、やっていた内容が小噺のような内容でした(笑)
ああ、どんだけイカレてしまったんだ。私の脳みそ!

というわけで、何がなんだかよくわからない小噺です。
ツッコミは不可の方向でお願いします。私自身、なんだそりゃ!と思っていますから。
石も……投げないで。お願いします。

追記:
拍手にて「この話には後日談はないのですか?」と聞かれたので、調子に乗って書いてみました(笑)
いつもよりカオス度が増していますが、よかったらパチパチしてやってください。


+ + + + + + + + + +







ランスロットのスラッシュハリケーンを何とかはじき、ガウェインは着陸した。
もう一度フロートシステムを作動させようとするが、横からのトリスタンの砲撃にバランスを崩す。

『もう諦めた方がいいんじゃない?』

トリスタンからの通信にゼロは無視を決め込む。諦めるなんて柄ではない。
必死にガウェインを操作するゼロに、C.C.も焦ったように声をあげる。

「こいつらの相手などできないぞ!」
「分かっている!……もう少しで……っ」

残り少ないハドロン砲を放つも、2機はやすやすとかわす。スペックでそれほど劣っているわけでもないと言うのに、とゼロは思わず舌打ちをした。
ゼロやC.C.はKMFを操縦することはできるが、「意のままに操る」という域には到底届かない。なにより、ガウェインは試作機でありスペック上は情報解析などに重点が置かれている機体なのだ。
この状況で、ナイト・オブ・ラウンズふたりに対して勝利を収めることなどほぼ不可能であった。
故にゼロは撤退を試みているのだが……

「逃げるのも楽にはいかないか!」

C.C.がとっさにランスロットからの攻撃を避けるが、避けきるには至らない。
被損時の衝撃に、ゼロとC.C.は息を詰まらせた。

『これで――!』

ランスロットがメーザーバイブレーションソードを構え、勢いを殺すことなく突っ込んでくる。
ゼロは思わず目を閉じた。
が、いつまで経っても衝撃は来ない。

目を開けてみた光景に、ゼロとC.C.は安堵し――そして、スザクとジノは驚愕した。
ランスロットのソードを受け止めたのは、青いランスロットのソードだったのだ。

「ヴィンセント……いや、青のランスロット?なんだ、こりゃ?」

ジノは思わず呟く。
確かにそこには、ランスロットが2機あるように見える。
片方はスザクが乗る白のランスロット・コンクエスター。もう1機は青く塗装された、ランスロットにしか見えない機体だった。

その機体からオープン回線での通信が入る。

『ゼロ、無事か?』
『何とかな……』
『後で騎士団のメカニックに通信回線を統一させてくれ。何度か通信を試したのに、うんともすんとも言やしない』

戦闘中、しかもかなりの劣勢だと言うのに青いランスロットのパイロットはのんびりとした口調で言った。
これにはゼロも、思わず苦笑した。

『言っておこう。それより今は、いったん退くぞ』
『簡単に言うなあ、ナイト・オブ・ラウンズふたり相手に。至難の業だぞ?』
『だが、やるだろう?』
『もちろん』

自信を持って言い放ったとたん、青いランスロットが素早く動いた。
ソードをはじき、そのまま剣戟が始まる。
トリスタンは大きく飛び、そのままガウェインに標準を合わせる。が、それをいち早く察知した青いランスロットがスラッシュハリケーンを放つ。
その間も、スザクのランスロット・コンクエスター相手に剣を合わせつづけている。

本気でナイト・オブ・ラウンズふたり相手に渡り合おうとしていた。
しかも、その見るものが息をのむような戦闘の最中に、やはりどこかのんびりとした声で通信をしたりする。

『ゼロ、ルート5でさがってくれ。それなら何とかなりそうだ』
『分かった。あとは頼む』
『頼まれた』

おいおい、とジノは天を仰ぎたくなった。
先ほどからのトリスタンの砲撃は一撃も当たっていないのだ。
2機のランスロットが接近戦をしているので、こちらは迂闊に手を出せない。だが、かといってゼロのガウェインを狙おうとすれば、青のランスロットが白のランスロットの隙をついて攻撃を仕掛けてくる。
しかも、その攻撃は最小限であるが、ガウェインへの攻撃をあきらめなければならないという絶妙なさじ加減の攻撃だ。
スラッシュハリケーンの発出軌道はもちろんのこと、帰還軌道までも計算に入れているのだ。一度の動作で、二度攻撃されているようだ。

『卑怯だぞ!仲間を盾にして逃げるのかっ !? 』

スザクが叫ぶ。だが、ガウェインは全く躊躇することなく戦場を抜け切る。
その非難の声に応えたのは、青いランスロットのパイロットの方だった。

『当然だろう?ゼロは黒の騎士団の王(キング)だ』

耳障りな破壊音とともに、白いランスロットの手からソードが弾かれた。
そのまま容赦なく切りつける青いランスロットの攻撃を紙一重でかわして、スザクは間合いを取る。あえて追うこともなく、青いランスロットは悠然とその場所で体勢を整えた。

『王は後ろに控えて指揮を執る者だ。前線に出てくること自体がイレギュラーで、その異常を正したからと言って非難される謂われはない』

トリスタンがランスロット・コンクエスターを援護するように近くに降り立ち、フォートレスモードからナイトメアモードに移行する。

『おかげで士気は上がるけど、騎士の立場としては自重してもらいたいね』
『へえ。君はゼロの騎士なのか?』

ジノが面白そうに言うのに、青いランスロットのパイロットは律義に答えた。

『ああ。僕の名前はライ。ゼロ個人に仕える騎士だ』
『……ライ?』

スザクが不思議そうに名前を呼び返すのに、青いランスロット――ランスロット・クラブに乗ったライは小さく苦笑した。
忘れてと願ったのは、事実だが――実際に忘れられていると寂しいと思うのもまた事実だから。

『へえ、じゃあライ。本当に1対2で勝つつもりなのかい?しかも、俺達ナイト・オブ・ラウンズに』

挑発するようにジノが言う。
ライは笑って答えた。

『まさか』
『は?』

そう返されるとは思っていなかったのか、ジノが間の抜けた声を出す。

『勝てるわけないだろう?まさか、勝たせてくれるのか?』

あっさりと言いながら、今度はクラブが2機から距離を取り始める。ランスロットもトリスタンもクラブを追う。

『ではどうやって逃げるつもりだい?』
『逃げる必要もないさ』

ライは言いながら、一瞬だけ2機に背を向けた。スラッシュハリケーンを放ち、自機を固定する。

『なにを……っ!』

スザクが疑問を口にする間もなく、ランスロットとトリスタンの足場が崩れた。いや、正確には地面が見る間にぬかるみ、機体が沈んでいく。
2機はなすすべなく、機体の腰近くまでが地面に埋まってしまう。

『液状化現象か!』
『もがくとさらに沈むぞ』

クラブはハリケーンを収容する要領で、機体を空中へと運ぶ。液状化をまぬがれている地面に降り立つと、後から紅い機体――紅蓮二式が顔を出した。

『うまくいった?』
『ああ、ばっちりだ。ありがとう。先に帰還しててくれ』
『分かった』

紅蓮二式を見送ると、クラブは沼地に足を取られているナイト・オブ・ラウンズを振り返った。

『罠を張って相手を陥れる……ゼロのやり方そのままだな』

スザクが吐き捨てるようにいうと、ライは笑った。

『褒められたと思っておくよ』
『褒めたつもりはない』
『褒めている。いいかい。兵法とはそういうものなんだ。正道は相手より多くの軍勢を集め、相手より地の利のある場所で戦うこと。だけどそれができないのなら、邪道を選ぶしかないだろう?』

ライはいっそ優しいとすら思える口調で言い聞かせる。
スザクはその声に、胸をかきむしられる様な気持ちを感じた。この焦燥感はいったい何なのか……スザクには分からない。

『戦うからには勝たなければならない。勝てば何らかの意味を残せるけど、負けては存在自体が消えてしまう』
『分からない』
『うん……君はそれでいいんだと思うよ、スザク』

名を呼ばれ、スザクは目を見張る。
知っている、と確信するのに――どうしても思い出せない。この声を、どこで聞いた?

『君も指揮する立場にたったのだろう?だったら覚えておくといい』

まるで聞き分けのない子どもに言い聞かせるような口調だった。
それにもかかわらず、スザクは腹立たしいとは思えない。そんな自分に困惑していた。

『君は戦術面では素晴らしい才能を発揮するけど、戦略面はまだまだだから……』
『おい。いつまで敵に塩を送っている』

ライの言葉は不機嫌なC.C.の声で遮られれた。
日本製フロートシステム――飛翔滑走翼が装備されたヴィンセントが上空を旋回している。

『君こそ。勝手に乗ってきたのかい?』
『これの主には許可を得たさ。早く戻れ。ゼロがやきもきしている』
『ふふ、了解』

ライは笑いながらクラブを操り、離脱を開始する。
そこに背後から声が飛んだ。

『おーい!また戦おうな』
『……謹んで遠慮しますよ、ヴァインベルグ卿』

不謹慎な発言にライは苦笑し、スザクは怒った。
が、当の発言者はいたって平然としている。

「だって、気に入ったんだ」







そして、君はこの世界に介入した。
(もう少し早く帰って来い!いや、あのふたり相手に無事なだけで喜んでくれてもいいと思う)





********************

もう一度言います。ツッコミ不可です!
なんかね、そういう夢だったんですよーという話だけなので。本当に。

だって、自分でもわからない!
とりあえず、スザクがライを忘れているあたりから、ギアス編後R2なのは何となくわかるのですが……

なぜにルルーシュはライを覚えてるんだ!とか
なぜにランスロット・クラブなんだ!とか、どうやって入手した!とか
なんでガウェインがいるんだよ!とか
ジノの性格はこんなふうで正しいのか!とか……

まあ、さまざまな疑問が出てくるのですが。
夢ですから!
夢なんですから!

でもまあ、わかりやすいと言えばわかりやすいかなあ。
だって、ルルライ推奨のワタクシの夢ですから、ルルがご都合的にライを覚えてるんだろうし。
月下よりクラブのが好きだし(笑)
ガウェインは愛してるし(笑)←ああ、でももう出てこないんだろうな……私が愛する機体はいつもなくなるんだよ。ガ●ダム種でも最愛のMSイージスは自爆したし。・゚・(ノД`)・゚・。
ジノの性格は……なんだろう?こういうのを望んでるのかな?

R2沿いの話を書く気はないのですが……R2初期設定で、勝手気ままに書くのならアリかなあ、と思う今日この頃でした。(笑)

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